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2024年度東久留米青年会議所理事長

引間 太一  Taichi Hikima

1984年9月24日 生

2018年1月 入会

2024年度 東久留米青年会議所 理事長所信

スローガン

【夢なき者に成功なし】~ 情熱を持って行動しよう~

ビジョン【街の魅力で賑わう東久留米へ】

東久留米という街には、他所から足を運びたくなる川や景観などがあります。自然環境が豊かでありな がら都心からもアクセスしやすく、市内には大型商業施設も点在しており生活面でとても便利で暮らし やすい環境が整っています。その街の魅力と特性を最大限活かし移り住む人が増え、住み続けたくなる街 になり多くの人で賑わう東久留米になることを目指します。

 

ミッション【街の魅力を学び認識し、誇りをもって語れる人材に】

東久留米という言葉でまず頭に浮かぶのは湧水です。東久留米には平成名水百選に選ばれた落合川と 南沢湧水群があり、関東の富士見百景にも選ばれた場所もあります。その他にも多くの魅力がある東久留 米ですが、その東久留米の自然と景観を各々の自慢と誇りとして誰に聞かれても答えられるキーワード としてあり続けるために、まずは東久留米の魅力を学び認識することが大事です。魅力を認識した後に他 者へ発信することで認知してもらえる機会に繋げていきます。

 

バリュー【魅力的な街の夢を描き、情熱的な行動で人の心を動かす】

多くの魅力で賑わう東久留米を夢に描くことは、その街の未来像を実現するためにとても重要です。ど んな街に人は住みたくなるのか、住み続けたくなる街とはどういった街なのか、まずは一人一人がその魅 力的な街を夢見ることが必要です。また、それぞれが情熱的な行動をすることで多くの人を巻き込み、心 を動かし仲間が増えることで実現へと近づいていきます。

 

1. はじめに

私が掲げたスローガン「夢なき者に成功なし」について、幕末時代の思想家【吉田松陰】の名言ですが、 正確には「夢なき者に理想なし、理想なき者に計画なし、計画なき者に実行なし、実行なき者に成功なし。 故に、夢なき者に成功なし。」と言います。つまりは、夢、理想、計画、実行、成功という「夢」から「成 功」までに越えなければならない行動を表した意味であります。今まさに私たちが直面している取り組ま なければならない課題であり、また、心の支えとなる行動指針に繋がる言葉だと感じこのスローガンとさ せていただきました。この言葉を 1 年間のテーマに私自身が心に刻み歩んで参ります。合わせて、私が 行動する際に大切にしていることがあります。それは「義理人情」です。義理人情の考え方は人それぞれですが、私が考える義理人情とは、約束を守ること、相手の為になることを本気で思って行動することで 芽生える感情です。なぜ義理人情を大切にしているかというと、私がこれまで出会ってきた人の中で義理 人情を大切している方は皆さん素晴らしい人・尊敬できる人が多く、私自身もその価値観で人として尊敬 されるような存在を目指していきたいと思っているからです。そんな私が担う理事長の役目は、「力強い リーダーシップとポジティブな気持ちで会や会員を成功へと導いていく」ことが務めだと考えています。 どんな時も会の責任は理事長にあり、責任を負う覚悟と決断力が必要です。責任を負うという事は、人の せいにしない、どんなことが起きたとしても会でのことは自分自身に責任があると心得、物事に対してよ く考え行動し進めていきます。街の課題解決方法を真剣に考え、街のために尽力していき、東久留米とい う街を更に魅力ある街にして発信していくことが大事だと考えています。東久留米青年会議所が本気に なって街の課題解決に取り組む事が豊かな東久留米の街づくりに近づくと信じていますので、メンバー 全員がポジティブ且つやる気と元気と情熱を持って会全体を盛り上げて取り組んでいけるよう仕掛けて いきます。そして、私が考える理想のリーダー像とは「どんな時も前向きで周りを明るくポジティブに し、誰よりも力強く行動し意思を示していける人」です。青年会議所は議案書作成から事業の準備・実 施・報告書作成まで本当に多くのタスクを処理し解決していかなければなりません。より良い豊かな街の 実現のためとはいえ心身共に過酷な時があります。その時にこそリーダー像の様な行動が必要になると 考えます。辛い思いをしているメンバーがいれば励まし、迷えるメンバーがいれば正しい方向を示し、悩 みや相談を聞くことがあれば相手が安心するまでとことん話しを聞き、後ろ向きな事を言わず周りを明 るく元気にし、解決策や進むべき方向性を提案していくことで不安は無くなり、良い環境の中で楽しい活 動がしていけると思います。さらに、その会の様子を内外に発信し見せていくことで青年会議所の印象が 良くなり人の流入や活動にも良い循環が起こることを目指していきます。

 

2. 街の課題解決

東久留米という街は、ブランディングが足らないことが課題です。都心からさほど離れていないにも関 わらず名水百選にも選ばれた落合川と南沢湧水群があるなど自然豊かな街で、市内には大きな商業施設 もあれば個人店で専門職豊かなお店が多く点在しており、生活するのにとても良い環境で、子育て家庭の 移住者も増えてきているのが特徴的な街ですが、その魅力が感じられない・知られていないことが課題だ と感じています。市民の中には、この課題に対し豊かな自然をどう未来に残していくか、守っていくか、 発信していくかを意識されて活動している方々がいます。また、市内の団体もそれにちなんだ川関連の団 体や環境保護の団体が多く、そのメンバーの方々が東久留米の課題に対し日々ご尽力されております。 我々青年会議所のメンバーも本気になってその課題に対して取り組んでいかなければなりません。名水 百選の落合川と南沢湧水群を守りつつ、未来に残していける事業の実施をしていくことが東久留米独自 のアイデンティティを育むことに繋がります。もちろん街の課題はそれだけではありませんので、時代ご とに起こる街の課題を市民の皆様と地域団体と行政と連携して解決していくことが重要です。街のニー ズとその意識と先代の思いの伝承をどのような形で続けていくかが重要だと考えられます。東久留米の 魅力は何ですかと質問されたときに市内外の誰もが答えられるような魅力の知名度向上に長けた事業の 実施や、東久留米と言えば「湧水の街」と意識づける取組み事業も必要な運動の一つだと考えています。 また、市内外に多様なツールを使って発信し宣伝していくことで東久留米のブランディングも向上する と考えられます。さらに、街に秘めるポテンシャルを最大限追求し、まだ実施されていないアイデアや工 夫された事業を実施することで、新しい街の魅力の再発見にも繋げていきます。その様な道筋を作り上げ ていくのも東久留米青年会議所の役目です。

 

3. 青少年育成

現在、少子高齢化社会であり新しく生まれてくる子どもの数が年々減少してきております。その減少し ていく子どもの数を止めて増やしていく事や無限の可能性がある子どもをどの様に育てていくか課題が あります。生まれてきた子どもの可能性を引き出し育む事業を実施していくことが必要で求められてお りますが、青年会議所の魅力の一つとして青少年育成事業があります。子どもは街の宝であり、未来の街 づくりの担い手でもありますので、その子どもたちの成長とは街が成長することに直接的に繋がります。 青年会議所と言えば日本全国で何十年も開催されてきている礼儀礼節を学ぶ事業「わんぱく相撲」が有名 ですが、それだけではなく、年齢 11 歳までの子が対象でグッドルーザー(良き敗者)の精神を学ぶ事業、 「JC カップ」というサッカー大会の事業もあります。また、東久留米青年会議所独自の事業で実施され ている地元地域の様々な仕事が体験できる子ども仕事体験「クルメッザニア」など、子どもの成長に繋が る魅力的な事業が沢山実施されてきております。その他にも毎年新しい子ども向けの事業を実施してき ておりますので、引き続きその時代に合ったその時しかできない青少年育成事業の実施に挑んでいきま す。子どもたちの可能性、吸収力は計り知れないものがあります。成長の機会、学びの機会を東久留米青 年会議所が本気になって事業を構築し提供していくことで、子ども達自身にも本気で向き合う姿勢が整 い成長を促していくことに繋がります。私たち都合で諦めることなく、子どもの成長の機会を真剣に考え 青年会議所から提供が出来る事業は全て実施して参ります。

 

4. 会員同士の関係構築

東久留米青年会議所の問題点は、困ったときに助け合う人間関係の構築が出来ていない事だと思いま す。関係構築の為には旅行や会食などの交流を行い、人間関係を構築していくことが大事だと考えます。 現在は仲間の名前や顔も分からない、人間関係がない状態で負担のある事業を企画・運営をしていて、楽 しさより辛さの方が目立っているように感じます。まずはメンバー同士の絆を構築していく為に旅行や 交流などに尽力し、最終的に関係構築ができたメンバーで事業を企画・運営を行い、共に成長できる東久 留米青年会議所であることが理想のあるべき会の姿だと考えています。 そして、青年会議所の魅力とは多種多様な職業のメンバーと知り合い仲間が出来ることや、他の団体には ない今まで作成したことのない綿密な議案書の作成をすることで、文書作成能力・企画力・発想力・指導 力などを成長させる事ができ、青年経済人として様々な場面での書類作成時にとても役立ちます。また、 多くのメンバーと関わりながら活動を行うことで、生きていく上で最も重要と考える対人関係の対応力 が成長することも魅力の一つです。そして何より、東久留米青年会議所の魅力は「元気」がどの青年会議 所より一番あるという事です。「元気」とは情熱や活発的な行動で感じられると思いますが、どんなこと に対しても元気があることがまずは大事で、元気があり周りから楽しそうに活動しているところを見ら れることで、他所からのイメージアップに繋がります。課題や困難に立ち向かう為には元気が必要で、そ の元気という魅力を生み出すためには運営、正副、理事メンバー筆頭に様々な事業に参加して披露してい くことで周りに印象付けさせ、東久留米のアイデンティティとしていきます。

 

5. 会員拡大

会員拡大は青年会議所の解決しなければならない課題です。会員が増えずに卒業していくということ は、街の課題解決のために取り組んでいる東久留米青年会議所という団体が街から無くなってしまう事 に繋がるからです。個人では規模の限界や継続していくことが難しく、団体だからこそ大きな事業、街の課題解決事業が出来るため、この団体が無くなることは街の発展・成長をしていくいくために絶対に阻止 しなければならないと考えます。まず、拡大のために取り組む手法としては、東久留米青年会議所が当た り前にやってきた発信を怠慢にせず、興味を持ってもらえるような工夫を行い、発信頻度も増やしていく ことが必要です。さらに、青年会議所の関係者や支援していただける方に丁寧に内情を説明し、ご子息・ ご息女や会社の従業員やご友人を紹介していただきます。もちろん現役メンバーのご友人も紹介してい ただき、ご紹介していただけたら会の良さと魅力を理解していただけるまで説明を行って参ります。ま た、街の課題解決を目的とした事業を実施し、街の方から東久留米青年会議所の必要性を理解していただ き、一般の方からの入会も促せるように取り組んで参ります。そして、拡大が成功した他の青年会議所の やり方などを参考にしっかりとした計画をたて取り組んで参ります。

 

6. 問題改善への取り組み

今の東久留米青年会議所では、多くの事業がある中で、事業の意義やスケジュールを事前にメンバーへ 伝えきれてないにも関わらず、ただすべての事業に参加が求められているという課題があります。魅力的 な事業があるのは良い事だと思いますが、発信の仕方・案内の仕方を工夫し、強制感は無くしていくべき と考えます。運営を筆頭に理事会で密に話し合いメンバーへの伝え方を改善して参ります。そして、金銭 面での役職の負担も軽減できるように会の予算編成も行って参ります。また、青年会議所において自己成 長が出来る機会は沢山提供されておりますが、本人自らがその必要性を理解し行動しなければ機会を得 て成長することはできませんし、本人が青年会議所に入会して掲げた目標完遂へと導くこともできませ ん。まずは本人が自ら行動できる体制を作ることが必要で、メンバーが青年会議所で何を求めているか、 どんなことを成長させたくて入会し活動しているのかを沢山話し合いコミュニケーションを取り理解し、 その相手にとって一番良い機会を提供してあげることが大事だと考えます。そして相手の為に行動し信 頼関係が築けたその時に、負担ではなく成長の機会だと理解していただき、街のため、会のために行動し ていただく様にお願いをしていきます。ただ指示し、やればわかるというようなお願いの仕方ではなく、 その意図や理由を理解してもらうことが相手のためには必要です。

 

7.最後に

私が東久留米青年会議所に入会した当時、ただ街を良くしたいという考えだけで行動していました。し かしそこには大事なものが欠けていたことに気づかされました。それは青年会議所でまず一番に学ぶ、背 景・目的・手法といった、課題を解決していくための大事な「一連のプロセス」でした。このことを理解 してからは明確な行動ができるようになり、街の課題に対して取り組む中で多くの経験を積み自己成長 をすることができ、地域の方々との繋がりも広がりました。入会前、「東久留米市をどの街よりも住みや すい、自慢できる魅力ある街にしたい」という夢があり、その夢を叶える一つの方法が東久留米青年会議 所に入会し活動し多くの事を学んで成長する事でした。お陰様で理事長以外の全ての役職を経験し、満を 持して理事長という役職を仲間から託され、夢で想像した東久留米市を実現するべく突き進んで参りま す。私が考える青年会議所の存在の価値とは、様々な団体・人を繋ぎ合わせる事が出来ることだと思いま す。そのスペシャルな特徴を最大限に活かして、東久留米青年会議所が街のために市内で活躍することに よって街は大きく栄えると考えます。何より、メンバーが成長する機会が沢山あるので、入会した仲間が 東久留米青年会議所で成長することによって、卒業後、街に必要な人材になることも大切です。街を作る のはそこで活躍する人材ですので、人材育成の場であることも明るい豊かな街づくり運動の一つだと考 えます。街の人材から人財になれるように会の運営を行って参ります。東久留米青年会議所という会の良さや魅力を会全体で議論しながら考え、LOM(Local Organizaition Member 国家青年会議所の中に属す る各地青年会議所の意)のブランディング向上に繋がる募金活動や事業の情報発信を SNS や HP で行い、 東久留米青年会議所を紹介するパンフレット・チラシ・ポスターなども作成し掲示し、まずは東京24 LOM 内で一番魅力のある LOM にしていけるよう模索し務めて参ります。そのためには街の課題解決を 目的とした事業の実施が LOM のブランディングを上げる一番の方法だと考えます。課題解決の事業を 構築していくのは難しく簡単な事ではないですが、メンバーが持つ知識や能力や可能性を活かし情熱的 に取り組み反映することで事業構築が出来ると思いますし、たとえ不可能な事でも可能にすることが出 来ると信じてます。

大きな「夢」を持ちましょう。

「情熱」を持って行動しましょう。

一年間、宜しくお願いいたします。

 

東久留米青年会議所

第24代理事長  引間 太一

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